いくつか紹介します。
まずはg200kgさん作のVSTプラグインのソフトウェア!!
その名も「Kamioooka(上大岡)」です。VSTとはNuendo、CubaseをつくるSteinbergが提唱をするDAW(Digital Audio Workstation)ソフトウェアのプラグインです。簡単に言うとエフェクトや音源を組み込むことのできるフレームワークです。
すごくカッコいいシンセのVSTで、Cubaseでも動きます!!Freeダウンロードでき制限なしで使用もできるので、気になる方はお試しあれ!!!個人的には、接続されてるワイヤがビヨンビヨン動いたるするあたりカッコいいと思います。もちろん音源としてもかなりイケてますよ。
プレゼンもあって、最後にWebAudioとは言わなかったものの「これからはブラウザで音源を作れる時代ですよ〜」的なお知らせをしていただきました(^-^) ナイスです!!来年はWebAudioでも参戦ですかね??
デモとかダウンロードはこちら!! → http://www.g200kg.com/jp/software/kamioooka.html
2つ目は「うまく使ってる」と思ったモノ。
基盤が6個立ってますが、これが音源。実は何かもおまけについて来た基盤らしいです。しかも、もともとは画像処理用らしいです。「何でそんなの使うんですか?」という疑問には「使い勝手がよかったから」と教えていただきました。音自体はPCで波形を作り、基盤起動時にその波形を基盤に渡してセットをして音を出しているとのことです。因みに、コントロールはMIDIコントローラ、PCシーケンサからの制御の2つの方法があるそうです。
3つ目は「これはスゲー!キワモノ!!」と思ったモノ。
もともとはKorg社のMonoPoly、なんですが作成者の方のお仕事の延長で、MonoPolyの外装をそっくりアルミ削りだしに変えちゃったよ、というキワモノです。
外装だけではなく鍵盤もメッキが施されてたりして、楽器というよりアートでした。ちなみに、MonoPolyとしても機能していて音がちゃんとでるそうです
小・中学校に職業紹介的なことをしているそうで、「何かかツカミがあったらな〜」というところが作成のキッカケだったそうです。写真はありませんがnanoKEY2も外装がアルミ削りだしになったのがありました。
最後は「新しいインターフェイス」です。
その名も「ウダー」です。詳しくはこちら → http://uda.la/
簡単にイメージを説明すると、超長い1本弦のフレットレスギターのネックを丸くした楽器。なので、ギターと同じで押すと音が出ます。が、押す力でVelocityが変化、フレットレスなので押したまま滑らすことでグリッサンドのような奏法ができる仕組みです。1回転で1オクターブになっていて、押さえる点を結んだ形が三角形、二等辺三角形、四角形にするとSus4とかいったコードを表現できるようになってます。(説明下手でごめんなさい)
考え始めた最初のキッカケは「音は平均率だからどの音も同じ扱いをしないといけないはずなのに例えば、なぜC#は黒鍵で隅に追いやられてるの?」というところだったそうです。ちなみに、コントローラのI/FはMIDIではなく独自仕様だそうです。昔はMIDIだったらしいのですが、常にグリッサンドになるのでPitchBendを大量に送る必要が出てくるのだけど、いかんせんMIDIが遅くて遅延が出過ぎる、という理由から独自仕様にしているそうです。
よく考えられた面白いコントローラでした!
よく考えられた面白いコントローラでした!
いつも思うのは「好きでやってる方々ってのは強いよな〜」というところ。そして何よりみなさん輝いててカッコ良かったです!!
貴重な体験、ありがとうございました!!